みなさま、お疲れ様です
木村です
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タノシマスは昨日12月29日
開発に関しては仕事納めをしました
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私はひっそりと今日を仕事納めに!
(トホホ…)
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そんなわけで、2015年!
このブログ投稿を最後のお仕事としようと思います
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さて、今年は私にとっていろいろあった1年になりました
その1年間を代表目線で、
簡単に振り返ってみようと思います
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開発に関しては来る2016年に、
チームメンバーからアレコレと話してもらうとしましょう!
(話してくれるよな…)
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1月~3月
この3カ月間を起業の準備に費やしました
はじめはホントに何もわからず、
法務局ってドコ?
そこに行って何をすればいいの?
登記って何?
どこに行けば登記ってできるの?
などなど…
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浮かんでくる疑問を左から右へ
撫で切りするように解決していきました
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基本的に、
誰に相談して良いのかすらわかなかったので、
ネットの情報を頼りに動いていましたが、
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思いついたところに速攻で電話しまくって、
足を使って実際に動いた方が早いです
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一番最初に向かったのは、
会計事務所の先生のところだったと記憶してます
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そこで言われたのですよ
『会社建てたら、またおいで』
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わかりやすいですね
ここじゃ会社は建てられないということですよ
会社名を決めて、企業印を作ることを告げられて、
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で!
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順番としては、先に司法書士さんのところへ行く
といったことを教えられるわけです
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もちろん、
速攻で司法書士さんにアポをとって、
会いにいってきましたとも!
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そこで登記場所やら資金やらの話を聞き、
次に向かうべきは銀行ということを知るわけです
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銀行に行ってみると、
融資やら補助金の申請などについての話をされるのですが、
その時の私はあんまり意味が分かってなかったように思います
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とにかく、
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ヤダ・借金コワイ
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ってことだけが頭の中をグルグル回ってたな…
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そんなこんなで、RPGのようにアチコチを転々とし、
現れる敵を撃破していったわけですが、
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最後の難関は、
登記場所を決めるということでした
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拠点となる場所なので、
どこにしよう?ってのもあるとは思いますが、
それよりも難易度が高かったのは、
登記OKって大家さんに言ってもらうこと
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これ、本気でクリアできる気がしなかったですよ…
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出会いを求めて旅にでるような感覚ですもんね…
コレに一番時間がかかった
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ま、幸いにも素敵な大家さんを見つけることができ、
事務所内の開発環境を作ることに!
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創業前にも関わらず、
低予算でガンバル!
というスローガンを掲げていましたので、
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デスクなどは部品を買ってきて自分たちで組み立て、
応接室などに設置してある機材などは、
ほとんどを私物を持ち寄ったりで補いまして、
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結構、お金かかってないです!(YEAH)
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そんなこんながありまして、
当初の目標だった4月1日に創業できることになったのでした
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4月~6月
一番最初にやった作業は、開発メンバーの募集でした
なんと、創業したにも関わらず、デザイナーが社内にいませんでした
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そこで、とある場所に求人を出してみたのですが、
誰からもまーったく音沙汰がありませんでした
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ま、ホームページがあるわけでもないしね…
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その当時のタノシマスは、
どう考えてもアヤシイ会社だったと思うのですよ…
仕方ないと言えば仕方ない…
結果的に、
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応募はこの後2カ月間、1通も来ませんでした
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そして、求人を出した後は銀行さんと面談をくり返しまして、
なんとかかんとか融資を受けることができ、
ほどなくして創業補助金の申請資料を一式揃えることに!
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事業計画書ってのを書くことになるんですが、
これがなかなか理系の私には厳しかったですね…
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頭の中に大凡の構想とかを思い浮かべることができるんですが、
それを文章に起こすとなると難しいわけです
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ホント、文章をお仕事にしてる方ってスゴイなと…
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苦戦しながらも、事業計画書を作り上げて、
その他の資料もすべて集め、申請自体は完了させました
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大体こんな感じであっという間に4月は終わり、
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5月になると、
前もって制作をお願いしていた名刺が出来上がったので、
創業のご挨拶にいろんなところに行ってみたりしました
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そしてこの間、
並行して藤岡くんと二人っきりで細々と開発をやったりしてました
誰に渡すわけでもないのにバッヂを作ったりもしたっけ…
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当初は3Dモデルを使ってシューティングゲームを作ろうと思っていたので、
それ用のライブラリを作ってみたりしてましたね
(といっても作っていたのは藤岡くんだけど…)
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そんなこんなで5月もあっという間に終わり、
訪れた6月の中旬、
あまりにも求人に応募がなかったので諦めていたのですが…
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キマシタ!応募!
(ヤフー!)
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しかも2通!
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はい、おそらく求人を出して2ヶ月間、
きっと求人票が貼られていなかったんでしょうね…
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面談の結果、二人とも採用しまして、
こうしてタノシマスメンバーは4人になったのでした!
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映像デザイナーのタナカくんことFireFly
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グラフィックデザイナーの貝沼さんことユウリさん
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これでもうさみしくない…
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この後も、ありがたいことに応募がいくつかありました
興味を持っていただいた方々、
本当にありがとうございました
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7月
ここでちょっと開発的には寄り道をすることになります
開発メンバーも増え、運営コストを少しでも稼いでおこうと、
外のお仕事を引き受けてみようかと考えたんですね
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結果的には仕事には結びつかず、
ただただプログラムを解析しただけという
無駄な一カ月になってしまったので、
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ここで代表である私は、
ココロに強く誓ったのです!
自分たちでゲームを販売しよう!
と…
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真面目な話、確実に仕事につながる制作をしないと、
ただのサービスになってしまいますから、
そんな余裕はありません…というのが本音です…
4月に申請した補助金が採択されたのが、
この決断を後押ししたのも事実です
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8月
先月の反省点を踏まえ、8月は開発強化月間と称して、
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ゲームを自分たちだけで作れるところまで作ってみる!
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ということを目標に、
それはそれは朝から晩まで合宿のようにメンバー全員で開発に勤しみました
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デザイナーの二人は開発をはじめて経験するということもあり、
紆余曲折、いろいろありましたが、
この時点で『アカとブルー』のサンプルゲームは一度完成したのです!
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9月~10月
ここからはクオリティーアップとシステムの構築に奮闘してましたが、
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正直、うまいこと予定を立てて進行させられず、
スケジュールは大きく遅れることになってしまいました…
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とは言え、失敗の中に成功へのカギがありますから、
私的にはこれはこれで良かったのかもしれないと思っています
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結果として、この失敗を元に、
『アカとブルー』は一度、ゲーム構成を大きく見直し、
当初は、ステージごとに与えられた目的を達成するとクリアとなる
ミッションクリア型のものを想定して制作をしていましたが、
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ステージの最後に待ち構えるボスを撃破するとクリアとなる、
ボス撃破型のゲーム性となるように制作方針を変更したのです
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まだ見ぬ何かを作り出す前に、
基本に忠実なゲームを制作した方が、
迷いなく進められると踏んでの決断でした
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11月
イケダミノロックさんの番組に呼んでいただいたことを機に、
『アカとブルー』のゲーム画面を動く形で公開しようと思いまして、
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みなさまにお見せできる最低限クオリティーのものにしようと、
自分たちの中で制作における〆切を設け、
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それに向けてこれまで作ったものをほぼすべて作り直しました
ここで、滑り込むようにホームページが完成!
良い流れのまま、ゲームも公開することができ、
ご協力いただきました方々には、
ホントに感謝してもしきれないくらい、
背中を押してもらえたように思います!
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12月
11月にゲームを公開したのを皮切りに、
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8月からはじまった開発で起こった失敗のすべてを反省し、
とにかく環境改善に勤しみました
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これ以上、スケジュール遅延を発生させると、
みなさまの元に『アカとブルー』をお届けできるのが遅くなってしまう
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これだけは避けたい!
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ということで、
チームメンバーがこれからの作業内容を把握し、
クオリティーアップをしながら制作できるようにするには
どうすれば良いのかというのを必至に考えた1ヶ月でしたね…
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総括
代表というものをはじめて経験した1年であり、
自分としてはうまいことやれたかというと、
そんなことはないと思いますが、
とにかく充実した日々を送ることができたように思います
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元々、社長業のようなものを傍目で見ていたわけでもないので、
どこにお金がかかるのかなどわからないことばかりで、
些細なことでも悩んでしまい、何度も諦めそうになったこともありましたが、
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その都度、家族や開発メンバーに支えてもらえたおかげで、
何とか乗り切れた!といった感じです
日頃は恥ずかしくて言えませんが・・・
みんな、本当にありがとう。
出会えたこと、共に働けていることに感謝しています
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来年2016年は、
今年2015年にコツコツと作り、積み上げたものを全て出し切り、
待ってくれているすべての人の期待に応える年にしたいと思います
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改めまして、
今年出会えた方々、起業・創業にあたり、力を貸してくださった方々、
タノシマスを応援してくださる全ての方々に感謝の気持ちをお伝えします!
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今年もお世話になりました
本当にありがとうございました
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来年もタノシマスにご期待・ご協力のほど、よろしくお願いいたします
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株式会社タノシマス
代表取締役 木村浩之